序章 幼児教育について思うこと

幼児教育は非常に難しい。

初めての子供が生まれた直後、むしろ妊娠が分かった直後、私は人生で最大の課題にぶちあたった。

インプットに対する成果が分かりづらいことと、最終目標をその子どもの成功とするのであれば、何十年も先にどういった能力が必要とされるのか、それを得るためにはどういったことをすればいいのか、大人が考えてあげなければいけない。

「子供、教育」とGoogleさんに尋ねれば、膨大な量の幼児教育関連のサイトが現れ、どれをやればいいのか目が回りそうであった。

インプットとアウトプットの因果関係の精査が難しいことにかこつけて、世の中には非常に怪しい幼児教育ビジネスがあふれているようにも見えた。

見たことがないだろうか。IQ200以上を確約、卒業生には東京大学やハーバード進学者多数。みたいなやつ。理系の研究者出身だったからか、これらの根拠のない、広告に甚だイライラしつつも、では何をすればいいのか、いろいろな幼児書を読み、インターナショナルスクール、私立、公立問わず、見学に行き、調べまくった。

当時の(というか今もではあるが)私は、子供は生まれた瞬間は平等である(と思う)が、私の行い一つで、世の中に生まれている他の子供との差が広がってしまう、そんなことを考え、プレッシャーを感じながら生活してきた。。

そこまで肩に力を入れる必要はないかもしれないが、改めて言おう、「幼児教育は難しい」

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