コロナウィルスについて思うこと

コロナウィルスが世界に大問題を投じています。思えば年始にかけてポッと出てきたこの話題は、瞬く間に世界を席巻し、今やニュースで見ない日はない様相を呈しています。

やれ、中国の生物兵器だとか、発表されている人数は圧力によって過少化されているだの、北朝鮮は知っていたのでは事前に知っていたのではないか、といったゴシップ的なモノから、豪華客船に乗っていたのに、停泊先が見つからず、でも船内でウィルスがばらまかれてどんどん被害者が増えていくといった悪循環を目の当たりにすると、こういった大惨事が起きると人間の本性が垣間見えて、ある種面白くも思ってしまいます。きっといつか映画化されるんだろうな。命がけでウィルスと戦った男だの、亡くなった方と家族の愛の物語だの。

特にこのウィルスを真っ先に忠告していた、医師の死去はセンセーショナルでした。

彼の忠告は当初当局によって弾圧されていたので、彼の死自体が暗殺ではといった意見が多数ですほど。多分映画題材としては彼が私の中で第一候補です。

さて、このウィルスを受けて、経済的にもかなり打撃がでました。中国が消費国として大きくなっていることや、中国の人件費の安さ、労働力確保の優位性で多くの企業が中国に工場やオフィスを持ち、それらの操業停止を余儀なくされました。

そいうったものに対して中国政府の対応はある種見事だったと思わざるを得ません。真っ先に武漢からの入出を停止、制限し、病院を数日で作り、必要とあらばトップみづから現地におもむく。裏で何をやっているかわかったもんではないですが、対応として、満点ではないものの、及第点であることには変わりがないです。

果たして、日本で同様のことが起きたら、同じことが出来るのか。

ワーワー行ってくる人民に対して「うるさい。個人の自由より公共の福祉の方が優先される。従え」といった強制力を働かせることが出来るのだろうか。

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